名前に込めた想い

六花という名前は、
響きが好きだから付けた名前ではありません。

私が10年間、家族として共に暮らした、うさぎの「ロッカ」

六花という店名は、その大切な名前からいただきました。

「六花」は、雪の結晶の別名でもあります。

一つとして同じ形がない雪の結晶のように、
人が過ごす時間も、一つとして同じものはありません。

だから私は、お客様一人ひとりの時間を大切にできる場所をつくりたいと思いました。

ロッカは、言葉を話すことはできませんでした。

それでも、一緒に過ごした10年間の中で、
私にたくさんのことを教えてくれました。

相手のペースを尊重すること。
急がせないこと。
安心して、いつもの自分のままでいられること。

そして、かけがえのない時間は、特別な出来事ではなく、
何気ない毎日の中にあるということ。

その時間の中で育まれた愛情や温もりは、
やがて誰かの幸せへと静かにつながっていくこと。

六花という名前は、
ロッカを思い出すための名前ではありません。

ロッカに向けていた愛情を、
そのままお客様一人ひとりへ向け、お迎えし続けることを、
私自身が生涯忘れないために付けた名前です。